Honey dip  once

「あれから幾つの扉をあけてきたのかしら?
今は毎日おんなじ時間に起きて、あわて、急かされ、心は毎日ストレスに削られて、、、
生きとし生ける意味なんて見つかった、と思った瞬間はこの世のすべてが素晴らしくって
キラキラしてるんだけど、そのうち、やがて、ガラガラと崩れ始めてしまうのよね、、、
このままお婆さんになってしまうのかしら?なんて、、、
お付き合いをした事も無くはないんだけど、
やっぱり現世の男どもなんて、どうにもこうにも莫迦ばかり、、、
理想が現実淘汰され色が褪せてく世界にも慣れてきてしまったわ。
心が折れようにも、もう粉々になってしまっているから折れようもないのよね。
トキメキなんて何処へやら?って感じかしら、、

だけど

最近、少し気になってる事があるのよね。
レトロでおしゃれな雰囲気が気に入って、こないだから通ってるカフェバーがあるんだけど、
そこに何処かで逢った事のあるような気のする男性がいるのよね、、、
何処で逢ったのかしら、、?どこかの扉で、、?
そういや随分と前に訪れた扉ですれ違った少年に面影が似ているような、、?気になるなぁ、、、
いつもバーのマダムと楽しそうにお話しているのよね、、もしかしたらマダムのツバメかしら?
やっぱり所詮はふしだらで莫迦な男なのかしら、、、
でも、、、なんだか気になるなぁ、、女性の方から話し掛けるのも変だし、、、
何か確かめる方法はないかしら?
ん〜、とりあえず今日もカフェバーに行ってみようかな?」


doce

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